2006年 08月 02日
『嫌われ松子の一生』 |
駆け込みで行ってきましたよ。
『嫌われ松子の一生』は、映画化されると前に原作を読んでました。
これが、また、どうしようも救いがない話。 とは言え、最後まで不運だったけど、ちゃんと理解してくれた人がいた・・・という、ちょっとだけほっとする話。 そしてある意味においては、私も松子みたいになりたい、と思わせる不思議な魅力がありました。
この不運と不幸の連続の物語が、いったいどんな映画になるんだろうと、興味津々でした。 予告で観る限りでは、ハイテンションのコメディタッチになってるらしい。 これが吉と出るか凶と出るか。 興味はあったけど、それほど期待はしてなかったんだけど。
・・・が。
かなりよかったです! 観終わってみると、あのくらいの極彩色&ハイテンションのコメディタッチにしないと、全体がどんより曇ってしまっていたかとおもわれます。 あの演出あってこそ、映画として成り立ったんだな、と。 ストーリーもほぼ原作と同じだし、原作読んで知っていても、最後はほろりと泣かされました。
松子って、不運のどん底だったけど、「愛し愛されたい」という欲望に正直で、1度好きになってしまうと、彼女から裏切ることは絶対にしない。 実はとても純粋であたたかくて、女性らしくて、さびしがりや。 ほんとだったら、彼女のような人こそ幸せにならなければいけなかったのに。
そしてもう1つのテーマは「神は愛」かな。 聖書に数年間慣れ親しんだとはいえ、私もキリスト教徒じゃないし、疑問はいくつもある。 でも「何ごとも許す」ことができる人がいるとしたら、それは間違いなく愛だとおもう。 松子はほんとにそうゆう人だった。
それを思うと、私ってなんてちっぽけな、くだらないことで腹を立ててるんだろう、なんて落ち込んでしまいます。 もっと気持ちをまっすぐぶつけられたらいいのになぁ。 つまらないことじゃなくて。
さびしがりなのは、同じなんだけどね。 暴力ふられても、おんなじような反応をしてしまいそうな自分がちょっと怖くもありますが(^^ゞ
なんて沈みがちな話になりそうなところを救ってくれるのが、要所要所に入る歌や踊りや、ギャグ。 個人的にかなりツボだったのが、「火曜サスペンス劇場」の部分ですかねww
ちょい役で出てくる、セリフもないような人たちに意外な人がたくさん出ていて、それを探し出すのもなかなか楽しい。 濱田マリがどこにいたのかわからなかったのが心残り・・・。
全体にわたって、曲もほんといいですね。 主題歌のBONNIE PINKの『LOVE IS BUBBLE』をはじめ、AIの曲も、童謡ちっくな曲も、どれもよかったです♪ ヴォーカルサントラ買っちゃおうかな。
『嫌われ松子の一生』は、映画化されると前に原作を読んでました。
これが、また、どうしようも救いがない話。 とは言え、最後まで不運だったけど、ちゃんと理解してくれた人がいた・・・という、ちょっとだけほっとする話。 そしてある意味においては、私も松子みたいになりたい、と思わせる不思議な魅力がありました。
この不運と不幸の連続の物語が、いったいどんな映画になるんだろうと、興味津々でした。 予告で観る限りでは、ハイテンションのコメディタッチになってるらしい。 これが吉と出るか凶と出るか。 興味はあったけど、それほど期待はしてなかったんだけど。
・・・が。
かなりよかったです! 観終わってみると、あのくらいの極彩色&ハイテンションのコメディタッチにしないと、全体がどんより曇ってしまっていたかとおもわれます。 あの演出あってこそ、映画として成り立ったんだな、と。 ストーリーもほぼ原作と同じだし、原作読んで知っていても、最後はほろりと泣かされました。
松子って、不運のどん底だったけど、「愛し愛されたい」という欲望に正直で、1度好きになってしまうと、彼女から裏切ることは絶対にしない。 実はとても純粋であたたかくて、女性らしくて、さびしがりや。 ほんとだったら、彼女のような人こそ幸せにならなければいけなかったのに。
そしてもう1つのテーマは「神は愛」かな。 聖書に数年間慣れ親しんだとはいえ、私もキリスト教徒じゃないし、疑問はいくつもある。 でも「何ごとも許す」ことができる人がいるとしたら、それは間違いなく愛だとおもう。 松子はほんとにそうゆう人だった。
それを思うと、私ってなんてちっぽけな、くだらないことで腹を立ててるんだろう、なんて落ち込んでしまいます。 もっと気持ちをまっすぐぶつけられたらいいのになぁ。 つまらないことじゃなくて。
さびしがりなのは、同じなんだけどね。 暴力ふられても、おんなじような反応をしてしまいそうな自分がちょっと怖くもありますが(^^ゞ
なんて沈みがちな話になりそうなところを救ってくれるのが、要所要所に入る歌や踊りや、ギャグ。 個人的にかなりツボだったのが、「火曜サスペンス劇場」の部分ですかねww
ちょい役で出てくる、セリフもないような人たちに意外な人がたくさん出ていて、それを探し出すのもなかなか楽しい。 濱田マリがどこにいたのかわからなかったのが心残り・・・。
全体にわたって、曲もほんといいですね。 主題歌のBONNIE PINKの『LOVE IS BUBBLE』をはじめ、AIの曲も、童謡ちっくな曲も、どれもよかったです♪ ヴォーカルサントラ買っちゃおうかな。
by blueariel715
| 2006-08-02 01:58
| movies